エーガニッキ

札幌在住 映画と旅好き 還暦過ぎ

愚者の災難

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画像はイッタラのボウルとプレート、実際は限定ブルーの夏色。

 

先週、仲良くさせてもらっている人のお家に招待された。彼女は、退職前の自動車保険の法人担当者、退職後も歳が近いので仲良くさせていただいて、私が手術を受けたせいでしばらく会ってなくて久しぶりだった。数時間楽しく話して彼女も私もお料理好きで帰りに珍しい調味料や食材などをお土産にもらった。ギフト、嬉しかった。

ギフトと言えば苦い思い出がある。前の職場のこと。その子とは違う部署でも同じ職種で20年近く一緒に働いていて彼女が結婚したと聞いた時、驚きもあり嬉しくもありで張り切って結婚祝いを探した。私はお料理が好きだけどひとに食べてもらう為に作るのでは無いから食器に凝ったことはなく、でも彼女はそうじゃ無いかもとペアのボウルとプレートのセットを選んだ。時間をかけ、店員さんと相談して楽しげな新婚家庭を想像しながらね。渡した時彼女は喜んでくれたと思った。

数日後彼女はお返しをくれた。包み紙はウエッジウッドのものだった。ブランドものにブランドもののお返しなんってすごいな、かえって悪いなと受け取ってうちに帰って包みを開けたらそうウエッジウッドの私が贈ったと同じ様な形のボウルとプレートのセットがひとつ。全く同じ様な物のセット。

贈り物は意味を持つ。私は楽しく食べてねと贈ったけれど彼女の返答は、あなたはひとりよ、この食器でひとりで食べてねだと思った。私は彼女が好きだったけれど相手はそうと思ってなかった。ギフトは難しいそして、全くもってコミニュケーションって難しい。



名前は平和

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2013年、秋田犬のお礼に秋田県知事に贈られたシベリア猫、知事はロシア語で「平和」を意味するミール Мир と名付けた。あの人、秋田犬を可愛がっているだろうか。同じドッグラバーなのが嫌だ。犬好きの印象が悪くなった。どうしてくれよう。

オデッサの階段(正式にはポチョムキンの階段)がウクライナにあるのを初めて知った。

私が中高生くらいの時は、100年前ですけれども、平日の午後からとかよく昔の映画をやってて、「戦艦ポチョムキン」は何度も見た。エイゼンシュタインは「イワン雷帝」もよくかかってて、難しくて暗いなと、音楽が大きくて眠いなと、私のソ連のイメージ。

平和になったら行きたいな。

とらぬ狸

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三大ガッカリと言われている黄昏の時計台

確定申告の医療費控除で戻ってくるお金をあてにして6月に行く京都に着て行こうと春物のブラウス買っちゃいましたが、医療費控除は払った税金に対する還付なのでそんなに貰えないよと教えてもらいました。ガッカリ。

このところサイズ36でも大きく感じるし、小さいサイズがあまり無いので店員さんに「最近の服って大きくありませんか?フリーサイズの服も増えたし」って言ったら「オーバーサイズが流行っているので…」とのこと。そっかウスウスは感じてたけどね。今日の体重43キロ、体脂肪16%、痩せすぎですね。

憲法で保障されてます

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人権のことですが、無いと言っていた人、あるんですよ。それと人に「自殺しろ、したら見に行くから」って凄いね。


人権を無視すること、身近にもありました。

私は数年前から病室をまわって口腔ケアをするという仕事をしているんだけど、先日四人部屋でひとりの患者さんのケアをしてた時、向かいの患者さんの診療に医師と看護師が入って来た。カーテンをシャッと閉め診察しながら話を始めた。

Dr「あのババァ嫌いだ」

Nrs「みんな嫌いだよ」

Dr「あのガニ股で歩いてる奴誰?」

Nrs「今度課長ナースになるかもしれない人」

ふたりの会話はつづく…

私は透明人間じゃ無いし、他の患者さんはパーキンソン病で寝たきり意思疎通が困難とは言え聞こえていますよ。私は医師と働いたことがなかったのでこんな人もいるんだと、どこでそんな人間になったの?って言ったら人権の侵害かな。

ラブラブ

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朝、通勤で時々会う盲導犬、可愛くって勝手に「ラブちゃん」って呼んでたけど

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今日、たまたま隣に座ったので勇気を出して聞いてみた「可愛いですね、お名前は?」

「ほまれです」とのこと。写真も撮って良いと言っていただいたのでパチリ

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顎の下に白い毛があって結構お年寄りなのかもと思った。

ラブちゃんこれからも応援してるよ!

サクリファイス

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3回目のコロナワクチン接種が終わった。接種翌日熱は37度台で、一日中寝込んだ一度目より大したことがなかったけれど、頭痛と神経痛が酷く3回目にして初めて鎮痛剤を飲んだ。

ワクチンは大人になってからはB型肝炎と麻疹を受けて、B型肝炎は何度打っても免疫が出来ないのでもう打たない。

ワクチンについては思うところがあって、今回のコロナワクチンは治験も十分じゃ無いと思うし、認可が早過ぎたけれど、接種のお知らせが来たら必ず受けようと。

私は1958年生まれで、転勤族だった父親のせいで小学校を4回、中学を2回転校し、そして高校へ進学した。転校先には、クラスに一人または全校生徒に数人小児麻痺(ポリオ)の同級生が必ずいた。一つ上のいとこも小児麻痺で足を引きずっている。調べてみると、1940年代から流行が見られ1960年に北海道で大流行したとのこと。それに合わせて1961年に政府がワクチンを緊急輸入したって。あの時の同級生たちを思う時、もう少し早くワクチンがあったならと思う。ワクチン打つの打たないの言っている人たちの中に一人でも小児麻痺の同級生がいたのだろうか。

ワクチンは尊いものだと思うのは、小学校の時読んだ偉人伝「ジェンナー」のせいかも。ジェンナーは天然痘のワクチンを自分の息子に試したと読んで、近年、それは間違いであると言われてるが、何て犠牲的な行いだろうと感動した。WHOによると、その天然痘は1980年に地球上から絶滅した。

未曾有のウイルスに対抗するため、効果があるかわからないワクチンを試すこと、それこそが犠牲であり、これから先生きて行く人々に向ける大きな希望かなぁと思って打ちました。いつ終わるか分からない戦いに勝つためにね。

4人掛け

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こちら地下鉄東西線内、四人がけの椅子になります。

乗り込んだ時、空席を見た私、左の男性の大股びらきに真ん中に座るのを躊躇いまして、向かいの席に座りました。次の駅で大学生風boyが左オジの隣に太腿ぴったりと、そうしたら左オジの大股が右のオジの倍開きだったのがシューッと中股開きに。何か足と足との間にそんなに大股にせずにいられないものがあるのかしらん。男性って足を閉じて座れないの?