2011年バスク旅行 その3 サン・セバスチャン

サラウツからサン・セバスチャンまでバスで、1.95€ 
サン・セバスチャンバスク語でDonostia、今回の旅においての食のハイライトになるだろう街。
ひとり旅なので、コースメニューはちょっと食べずらいけれど、ちょこちょこっとつまめるタパス(前菜)ピンチョなら全然OK!
ピンチョ屋さんをはしごするのは、チキテオ (txikiteo)と言うらしい、あ〜〜楽しみ!


バスの窓からず〜っと外の風景を見てて、“ここからサン・セバスチャン”って標識が見えたので、バッグからホテルの地図を出して眺めていると
後ろに座っていた女性がぬ〜〜っと私の顔の横に現れ、どれどれ!と言う風に私の地図を覗き込み“バハ!バハ!”と言う。
「バハ?アキー(ここで?)」と質問をすると「Si!(そうだ)」と。「Cerca de aquí(ここに近いの?) 」ともう一度質問すると「NO!」
でもバスから降りろと言う。なので彼女の言うとおりバスを降りたら、その彼女はさっさと居なくなってしまい、さすがおせっかいが多い(そして適当だ〜)
スペイン人、と思っていたら後ろから声が「あなたバッグ、空いてるわよ」と。それでホテルの地図をその彼女に見せてここへ行きたいんだけれどと、
またまた「Cerca de aquí」と聞いてみたら、「サン・セバスチャンのバス路線はコンプリケイトだからタクシーで行く方がいいわよ」と教えてくれた。
スペインは流しのタクシーと言うのはなくって、だから大きなスーツケースを引きずって大きなホテルを探してそこでタクシーに乗り予約してた Hotel Record へ。



ホテルと言うよりペンション、シャワーのみバスタブ付きじゃなかったけれど、広くて清潔、可愛らしいお部屋だった。レセプションも英語が話せて親切、おいしいピンチョのお店をいくつか教えてくれた。
海まで5分よって言ってたけど海は見えない。本当はもっと海の近くに泊まりたかったのだけれど、この時期のサン・セバスチャンは空部屋が全くと言っていいほどなく、ネットで口コミのいいこのペンションにした。





早速、次の目的地サン・ジャン・ド・リュスまでのバス時刻調べと散策で街中へ。これは、ツーリストインフォメーションまでの途中にあった魚市場。
ツーリストインフォメはアジア人を除く(多分)色々な国の人たちで激混み、でも15分くらい待って必要な情報は確実に手に入り満足。英語通じました。





こちらは市場。左側、ヤシの葉っぱに隠れているのがマクドナルドの看板、シックな茶色。地下がコストコのようなお店になってた。ちょうどシエスタ時で、お肉屋さんやお総菜屋さんなどテナントはお休み中。スーパー部分だけ開いてたのでお水とビールを購入。




八百屋さんでアーティーチョーク。別に珍しくないけど、相葉ちゃんがTVで知らなかったの思い出して撮ってみた。




果物屋さん。特産の平らな桃 Paraguaya とネクタリンみたいな桃を買う。





スリオラ橋。欄干の装飾がまるで灯台のよう。 



サラマンカ通りからビスケー湾。札幌ではこんな青い空は見られない、うっとり。ペンションからこの海まで歩いて10分位。道中唯一のスペイン快晴日だった。




ホテルのレセプションお勧めのお店Bergateで食べたピンチョ。
左は上から撮ったのでよく分からないけれど、ヨットの帆をかたどってあるビスケットが刺さってた。右は、かにコロッケみたいな感じのクロケット。どちらも美味。



ペンションで、ウエルカムキャンディー(?)と買った桃。一緒に写っているTVのメーカーがTOKAI、ゲームニッキの相葉ちゃん「都会バスだって」を思い出す。
平らな桃はまだ熟してなかったようで硬かった。ネクタリンのような桃はおいしかった。




ペンションで検索したGoogle地図を見ながらグ〜ルグル探し回ったピンチョ屋さんのある旧市街。Google地図は、回り道だった。遠くに見えるのはサン・ヴィンセント教会。



反対側のつきあたりはサンタ・マリア教会。この通りにピンチョバーがいっぱい。これから周るであろうお店を想ってワクワク。

夕食は美食の街サン・セバスチャンで有名なピンチョスバー屋GANBARAで。ここはテーブルがなく、カウンターの空いたところにすっと入って注文して食べる。カウンターには、20種類くらいのピンチョが大皿の中に盛られていて、どれもこれもおいしそうだった。

食べたのは、カウンターに落葉きのこみたいのが山盛りされてて、特別な値段(17€!)がついてたのでさぞおいしいのかっと思い注文したキノコのソテー、
たらこをひと腹まるまる塩ゆでしたのをフランスパンに乗っけてその上にオリーブオイルがかけてあるピンチョとまたまたカニクロケットみたいの。どちらも美味、さすが。残念ながら写真無しなのは、昼間食べたところより客層がちょいとハイソっぽくてカメラ出す勇気がなかったから。

キノコソテーは時間がかかるようで、他のピンチョを食べてたら私にお隣に居たご婦人ふたりが英語で話しかけてきた。「どこから来たの?」
「日本からです」と言うと、ひとしきり震災の話になりあなたはどうだったのと聞いてくる。いや〜それほど英語能力無いのにな〜と思いながら、自分は被災してない等説明すると、ふたりはともにフランス人でピンチョのはしごに来たと言う。年のころなら60歳代だと思われるおふたりは、かなりお話好きでお互いはスペイン語で話し、私には英語で話しかけてきた。ふたりは日本にも香港にも行ったことがあって、「私たちカードゲームをしてるの」と言ってた。トランプゲームが仕事?
ともかくふたりは元気満々で、これからどこ行くのか?とかオンダリビアがいいところだけど行くのか?聞いてきた。私は次はサン・ジャン・ド・リュスと言うと「サン・ホワン・ド・ルス!(私にはこう聞こえた)あなたフランス語できるの?」できないと言うと、あらまと言うような顔をしてGOOD LUCK!と。


そこらへんでキノコソテーが来たのだけれど、ひとりで食べるには量が多いしあまりおいしくないと言うか、香りも無く歯ごたえがべちょっとしてて、まあまずかった。
美味しくなさそうに食べているとまたご婦人が「それ美味しい?」って聞いてきたので「味も香りもないです。食べてみますか?」と返事をしたら、またまたふたりは機関銃のように「あのカマレラはあなたにその料理の値段を教えたか?」と聞くので「いや別に」と言うとひとりがが〜〜っとカウンターの中に居る女性に文句を言い始めた。
それをもうひとりの人が通訳してくれたことには、「彼女は外国人なのでピンチョのことは分からない。特別高い料理なのだからことわりを入れるべきだ」とのこと。親切だなぁ〜。




これはマダム達からの助言、直筆メモ。
ピンチョスとは、小さいもので1.5€から2.5€、ラシオンと呼ばれるお皿で出てくるものはピンチョじゃない!食べるな、と。
お二人とは一緒にお店を出て、旧市街を出るところまで3人で話しながら歩いた。お別れの時、行く手の旅の幸運を願っていると言ってくれた。
Merci Beaucoup!



ほろ酔いピンチョバーからの帰り。これで夜の10時近く。サーフィンしている人たちがまだいた。




屋根の上のブラックチムニー(黒い煙突)
ホテルは朝食無し。レセプションに、ツーリストインフォメで教えてもえらった郊外行きのバスターミナルへ行くためのバス停を聞いたら、
「ほら、あそこブラックチムニーが見えるでしょ?あのビルの向こうよ」と言う。頭の中で「チムニーとは何ぞや?」と一瞬考えたけれど
すぐ思い出した。「メリー・ポピンズ」のあの歌。
♪〜Chim chim-in-ey, chim chim-in-ey Chim chim cher-ee!
A sweep is as lucky, as lucky can be〜♪♪
あ、煙突だ!




ブランチ、ホテルのレセプションお勧めのお店 SENRAで。
エビが串刺しになったものがフランスパンの上に乗っている。エビは頭がついて居なければOK!なのだ。ちょうどいい塩加減で、エビは
ぷりぷりだった。他に生ハムのピンチョも食べた。チョコリ(バスク特有の白ワイン)を頼んだ時、発音が通じなくってちょっとがっかり。
アルコール低め。
カマレロさんはいい男でなおかつ親切、「これ飲んでみる?」とシドーラ(シードル)を一杯ごちそうしてくれた。こちらは結構アルコール度高めな感じで昼間飲むには危険な感じ。もう一杯飲んだら酔っぱらいそうだった。


SENRA近くのカフェで飲んだチョコラ。
これが激ウマで、この後幾度かホットチョコレートを飲んだけどこれ以上のものはなかった。



バスステーション Parada De Autobuses Pio Xii  パラダ・デ・アウトブセス・ピオ・シ
サン・ジャン・ド・リュス行きのバス。まるで昆虫の触角のようなミラー。ここからサン・セバスチャンとお別れ。