エーガニッキ

札幌在住 映画と旅好き 還暦過ぎ

2011年バスク旅行 その1 ビルバオ

7月5日札幌発 成田経由
オフシーズンだからか中央の4座席占領、すきすきの楽々。JALはいいなぁ〜。「VS嵐」やってた。

15:50パリ シャルルドゴール着
かな〜り離れたところにあるスペイン行きのターミナル2Gへバスで5分かかって移動。2階建てビル、1階にある手荷物検査を受けて2階に上がるともう戻れない。スーベニアーショップやレストラン、バルあり。PCコーナー(WiFi)もあって、30分2€。
フランス語と英語対応のキーボードがありアルファベットの配列が違う。日本語は見られるが、入力不可。嵐コンサートの結果チェック。良い知らせあり。


20:20パリ発 エールフランス機でビルバオへ。
ちっちゃなちっちゃなプロペラ機のようなジェット機。いったん外に出て10段くらいしかないステップを上って機内へ。2−2って座席配列がバスのようだった。窓から自分のスーツケースが機内に入るのを見て安心。飲み物とお菓子のサービスがあり、甘いものがいいか、クラッカーがいいか、飲み物に氷は入れるのか聞かれた。飲み物はパスしてクラッカーをもらった。これがすごくおいしくって、商品名覚えておけばよかったと後悔。通路ギリギリ体系のCAふたり。


ビルバオ着 夜9時半位だったと思う。
入国スタンプはパリで押してそれだけ、そっか〜。空港にはサン・セバスチャン行きとビルバオ市街行きのバスが止まってて、夜中12時まで20分おきにあるとのこと。

待つこと20分位、ビルバオ市内行きバスに乗ったはいいけどホテルの場所がよく分からないので、ホテルの近くだと予想したグッゲンハイム美術館が見える停留所で降りて、その前にあったバルでタクシーを呼んでもらった。ケチケチ旅行、本来なら歩くところだけれど暗いし、小雨だったので。空港からのバス代、1.30€、Hotel Baceloまでのタクシー代、7€。部屋は、まあお値段なりで
やはりティッシュペーパー備えなし。ホテルロビーのバルでスペイン初ビール、1.5€。おいしかった。


翌朝、ホテルのフロントに次の目的地Zarautz(サラウツ)行きのバスチケットを買いたいけどどこで(Donde?)と言ったら、「ホテル前の川沿いを歩いていくと橋があり、そこを降りたらトラムの駅があるからそれに乗ってTermibusまで」とのこと。朝食が付いてた。まあまあかな? スーツケースを預かってもらい散策へ。預けるところがすっごくアバウト。
自分でフロント横の小部屋へ入れて、そこに入るのも出るのもチェックなしって感じだった。カメラがあったのかも…。


ホテル前に流れるビルバオ川に沿って歩く。向こうに見える綺麗で大きな橋はPasarela zubi zuri(スピズリ橋)
車は通れなくて人間、ペット、自転車、車いす専用みたいだった。高所恐怖症にとって、高さと長さは鬼門のようだったが、揺れないし滑らないし歩きやすかった。人口芝生みたいなのが敷いてあったの。この橋だけじゃなく街(新市街)のあちこちがバリアフリー設計だった。



反対側が旧市街



途中にあった水飲み場。多分犬用。



バスク様式の建物、Veronica Bitri Elizalde ホテルらしい。



観光ボートのBillboard ならぬビルボート。


スピズリ橋たもとのトラム乗り場から、Zarautz(サラウツ)行きのバスチケットを買いにバスステーションのある駅へ。
地下鉄でも行けたみたい。路面電車好きとしては嬉しいトラム1日券、3.65€
車体全体が広告に覆われていて、外からは中が見えないが、中から外は良く見えた。降りるときは中のノブを横に引いて自分で開ける。
夏休みが始まったばかりからか、バスステーションはものすごい人だった。表示が読めなくてインフォメーションへ。
なかなか言葉が通じなかったが目的のブースへ。行列は2列、HOY(今日)とOtoro(その他)即HOYに並びすぐに買うことができた。
サラウツ行きのバス会社はALSA、売り子のおばさんが凄い親切で何回も14時15分発!と言ってくれメモも書いてくれた。5.62€。


トラムを待っているとこ〜んな表示が、便利。「あと2分」で来るよ〜〜ん。




外観がいちばんの見どころと言われている(?)グッゲンハイム美術館、後ろに写っている美しい橋はサルベ橋。右奥にパピーちゃん。
ポロックの№16が見れた。知ってる絵はそれだけ。前衛的な芸術作品が多く、巨大で真っ赤なエビが真っ赤なオープンカーから飛び出てるオブジェがあってエビ嫌いとしてはめまいしそうだった。


        


        

パピーちゃん連写



おなかなかがすいたので、夕べタクシーを拾ってくれたバルBOSTAへ。お礼をもう一度と思ってたのに親切なカマレロさんはいなかった、残念。頼んだのはボッカディージョ、たこのピンチョスとTinto de verano、食べ物の写真なし。
スペインの北は物価が高いと聞いていたけれど、合わせて1000円しなかったのでそうでもないと思った。
カマレロさんに了解を得て、バル内を撮ってたら、扉のペンキを塗ってた人が「セニョ〜〜ラ」と言ってこの写真を撮ってくれた。
時計ばっちり、アリバイ成立。




旧市街、テントはホームレスかキャンプなのか分からなかった。物を売っている人たちもいた。
川を挟んで向かいの建物はコンコルデイア・デ・ビルバオ駅。ホテルでもらった地図には、近くにツーリストインフォメがあると書いてあったけど無かった。細い路地にお店が連なっていて、生ハムやタラがぶら下がっていてとても活気があった。バスステーション辺りとは違う街みたい。



バスク美術館の向かいのミゲル・デ・ウナムロ広場。美しいバスク様式の建物。バスク語は読み方、発音共に全然わからない。
スペイン語でmuseo(美術館)はバスク語でmuseoa。バスク語は系統が判明されてない言語らしい。
美術館の中はもちろん撮影禁止で、何となくアイヌ民芸館みたいな感じがした。手織りの布とかね。



旧市街からてくてく歩いてホテルまで帰る途中にあった市庁舎。結局トラムの一日券は得だったかどうか…。

つづく